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メリット

長寿命

 神社やお寺など歴史的建造物の中には、建設当時に使われた瓦屋根が現在も使用されているものあり、寿命は50年〜100年とも言われています。他の屋根材よりも美しさを長く保つことができます。

神社

塗装が必要ない

 瓦屋根は吸水性が低いため、スレート屋根や金属屋根のように塗装の必要がありません。そのため、メンテナンスコストを抑えることができます。しかし、メンテナンスフリーではありませんので、定期的に点検を行いましょう。約10年で漆喰詰め直し補修、約20年で瓦のズレや棟取り直し工事を行うのが理想的です。

断熱性が高い

 粘土瓦は、自然素材から作られているため断熱性に優れています。夏は涼しく、冬は暖かいので快適に過ごすことができます。また冷暖房費の節約にもなります。天然素材でできているので安心もできます。

部分的な補修が可能

 瓦にヒビや割れが見られたときに、その瓦だけを交換することが可能です。そのため補修時の費用を抑えることができます。金属屋根やスレート屋根は一部分のみを交換することはできません。

デザイン

 やはり瓦屋根の建物は和風の雰囲気が出てかっこいいです。どっしりとした構えはとても高級感あふれる見た目になります。

メリットだけを語る業者には注意が必要!

 ここまで、瓦が持つメリットについてご紹介させて頂きました。
 ですが、瓦のデメリットのページにも紹介させて頂いている通り、瓦はデメリットとして導入コストが比較的高額な点や、重量を原因した耐震性への不安を抱えています。 葺き替え後に後悔をしない為にも、必ずメリットと併せてデメリットもチェックしておきましょう!
 また、契約を取りたいが為に「メリットだけを語る業者」も存在しますが、そうした業者に依頼をするべきではありません。
 まずは業者のホームページで屋根材や工事方法についてのコンテンツを確認し、メリットと併せてしっかりとデメリットが掲載されているかを確認しておきましょう。

 さらに、業者によっては施工事例・お客様の声を地域毎にまとめたページを公開している場合もあります。
 以下は、横浜の屋根工事業者「街の屋根やさん横浜」が公開している、大和市で施工された屋根工事等の紹介ページにあるお客様の声です。

〇大和市のお客様の声
瓦屋根からスレートへの葺き替え工事を考え相談しました。しかし、来てもらった担当の方にスレートのデメリットやメンテナンスの手間・コストも教えて頂いた事で、金属屋根を採用しました。スレート屋根にしていたら、工事後に後悔していたと思います。工事完了まででは無く、将来を見据えて相談に乗ってくれる信頼できる業者だと感じました。

上記の様なお客様の声を確認出来ればなお安心ですよね!やはり実際に施工された方の声を確認する事が大切です。
工事の技術力も当然大切ですが、将来的に後悔をしない提案をしてくれる業者に依頼しましょう!