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瓦の種類

 一言で「瓦」と言ってもたくさんの種類があります。特に代表的なのは「粘土瓦」と「セメント瓦」です。
粘土瓦は名前の通り、粘土で形を作り焼き上げた瓦です。みなさんがイメージするような日本瓦と呼ばれる瓦は粘土瓦に分類されます。日本三大瓦と言われる「三州瓦」「石州瓦」「淡路瓦」も粘土瓦です。和風な日本瓦だけでなく、海外の住宅のようなおしゃれな「洋瓦」もあります。実は洋瓦の歴史は古く、江戸時代末期から作られていたと言われています。また粘土瓦は「釉薬瓦」「無釉薬瓦」に分けられます。釉薬瓦は、釉薬を塗って焼き上げた瓦です。見た目は陶器のように光沢があり、形や色も豊富です。無釉薬瓦は、釉薬を塗らずに蒸し焼きにします。蒸し焼きすることによって表面に炭素膜ができ、銀色をしています。
 セメント瓦は、セメントと砂を混ぜて作られます。加工しやすいことや色が豊富なことが利点で、かつて人気があった屋根材です。しかし瓦同様重量が重たいため、現在はほとんど生産されていません。
 また、塗装メンテナンスを必要とすることに注意が必要です。
 セメント瓦の素材自体は水分に非常に弱い事から、表面に塗装を行う事で防水性を付与されています。しかし、経年によって塗膜の防水性も低下してしまいますので、定期的に塗装メンテナンスが必要となります。
 セメント瓦は1970~1980年代に流行した瓦ですが、お住まいの屋根に使用されているのがセメント瓦かどうか分からないという方も多く、セメント瓦同様塗装が必要な「モニエル瓦」が使用されている可能性もあります。
 そうした不安がある場合は、やはり専門業者に点検を依頼しましょう。
 屋根工事業者も様々ですが、業者選定のポイントとして「お住まいの地域で実際に工事を依頼されたお客様の声」を確認する事がおすすめです!
 例えば、東京を中心に対応している屋根工事業者「街の屋根やさん東京」では、中野区で実際に施工した屋根工事・お客様の声の様に地域の特設ページが存在し、以下の様なセメント瓦の塗装メンテナンスを依頼したお客様の声も掲載されています。

〇東京都中野区でセメント瓦屋根の塗装工事を依頼したお客様の声
 屋根補修の相談した所、塗装が必要な瓦が使われていると聞いて驚きました。
 担当者に屋根の劣化状態や、塗装が必要な理由等の説明をしっかり頂けたので、安心して塗装工事をお任せ出来ました。

 上記の内容から、セメント瓦に対する知識や業者の提案能力などの高さが伺えます。お客様の声と併せて、施工実績などを比較してより信頼できる業者に依頼しましょう!      

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