子どもにガイガーカウンタを持たせるのは有効な放射線対策

先頃、とある新築マンションで国の定める暫定基準値を超える放射線量当量が検出されたことが報道で明らかになった。これが発見されるきっかけになったのは、未成年者のガイガーカウンタによる独自の測定であった。ここから導き出される結論は、子どもにガイガーカウンタを持たせることは放射線対策に有効であることだ。普段、我々大人が多忙ゆえに関心を寄せることができないようなことに目を向けてくれるのが子どもであり、それが地域の放射線対策に役に立つのである。 しかし、子どもにガイガーカウンタの数値をいちいち読み取らせてデータ化の作業をさせるのは非現実的である。そこで、ガイガーカウンタに無線とGPS機能を搭載したものを子どもに持ってもらい、それによってリアルタイムで特定の場所の放

射線量当量の瞬時値を測定するのである。学校や児童遊園など、普段から子どもが利用する頻度の高い場所の線量当量測定が可能になり、その測定結果を立入制限の設定などにフィードバックすることができるからだ。 さらに、子どもを測定のための道具にすることは適切ではない。いくら大人の入り込めない場所に入れるからと言って、線量当量が極めて大きい可能性のある狭い所に子どもを無理やり入らせるなど言語道断だ。これはあくまでも、子どもが普段から利用する場所の線量当量測定に用いるものであり、子どもの安全を守るためのものである。さなぎだに、子どもは大人よりも放射線の影響を強く受けるからなおさらである。放射線対策は子どものためにあるものだから、どうしても子どもの目線が必要なのだ。

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